「くびれなきゃ」「私の穴」「試着物語」タイトルが目につく!
みやりかの作品のタイトルを見てるだけでも楽しい。木村さんの感性なのだろうけどみやりかの歌声にピッタリでなんの違和感もないです。
タイトルが目につくってことは大切だと思います。
そしてみやりかの曲には焼き付く言葉も沢山あります。
その一つ、
「コンビニの駐車場でWiFiに群がってる既読を待ち続けてるマイフレンド」
これは「REASON」の中の歌詞です。
この歌詞を聴いてからコンビニの前で車を止めて中でなにかしている人を見たらWiFiに群がってる人と決めつけてしまいます。
木村さんの歌詞をみやりかが歌うことで景色をしっかり生み出す。
その景色がなにか危なく見えてしまうのはみやりかの歌の力ではないかと思います。
みやりかの歌にはそういう危険さ?なにか独特な景色を描かせる力があると思います。
「試着室物語」の、
「となりではSらしき女が飛び出しレジへと突っ走る」
この“Sらしき女”という言葉がとてもこの景色の色を濃いくしていると思いませんか?
これが“Mらしき女”だと印象が変わって疑問を抱くのですが、“Sらしき女”だから突っ走ってくれて良いのだと思ってしまいます。
このように一つの歌詞のワードでとても楽しませてくれて、その光景を上手く歌っているのがみやりかです。
本当に独特な世界だと思います。
コレがみやりかの世界!
この「処方箋」というブログ、恐らくこれからもこのように歌詞を取り上げて書く事が多くなりそうです。
そうすることによってみやりかの歌の面白さが伝わるような気がします。
このように書きたい歌詞がまだまだ満載!
お楽しみに!
倉本
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