2024年9月19日に配信リリースした
「おいしい水」
何度もお伝えしていますが私にはお水が欠かせません。
2019年にシェーグレン症候群と診断されました。
診断される前から症状はありましたが、シェーグレン症候群の存在を知らなかったため、ストレスからくるものなのか?ホルモンバランスが乱れているからなのか?
など、いろいろ悩んでいました。
全然解決することなく、口の乾燥が酷くなり味覚も変わってきて、涙も出なくなりました。
ある日、朝鏡を見ると顔の半分が腫れ上がっていました。痛みはありません。
心配で耳鼻科に行きました。
ついでに唾液が出ないことも伝えました。
そこで血液検査をされ、シェーグレン症候群の可能性が高いため、検査してもらうようにと大学病院へ紹介状書いて下さいました。
そして大学病院で全ての検査をして、シェーグレン症候群と診断されました。
その時点で自分の唾液腺(顎下腺、耳下腺)の画像を見ながら先生から火事でいうと、全焼に近い状態だと言われました。
ですので、わずかな唾液線部分から飲み薬で唾液を叩き出すと思って頂きたいと言われました。
しかし薬を飲んでも効果は期待はできないとも言われました。
シェーグレン症候群は難病指定されていてまだ治療法などありません。
それから私はシェーグレンと向き合い歌をうたい続けてきました。
そのためアルバム制作「りかの時間」はとても時間がかかりました。
そしてライブ活動を目指していた私。
その後も思うように歌えない日々が続きました。
ライブを目標にしていましたが、上手くいかず、歌うことが楽しいより苦しくなってきて、もともと自信がない私がさらにどんどん崩れていきました。
そして病気のことや、いろんな事が重なり、一度音楽を諦めることを選択しました。
しかし音楽から離れようとした私にenu-Gが最後にと「つづく。」という曲を渡してくれました。
この曲を聴いて私は涙が出ました。
やっぱり私は歌い続けたいし、まだ念願のライブもできていないのに、ここで諦めたら絶対後悔すると思い、この曲「つづく。」で再スタートすること決意!
それから昨年の3月頃に初ライブを試みましたが、1曲も歌えませんでした。
でもそれはそれで飲み込み、どうにかしてライブできないかを考えました。
レコーディングしている時のように途中でスプレーすればライブができるのでは?と思いそれも頭に入れて練習を重ねました。
そしてライブを初めて1年4ヶ月いろんな場所でいろんな人と巡り会い念願だったライブをし続けることができました。
本当に幸せです。
唾液も出ない、涙も出ないそんな病気も忘れるくらい音楽とも向き合ってきました。
そして今回9月19日に配信リリースした
「おいしい水」
私の側にはいつもお水。
行くとこ行くとこで美味しい水を飲もう!
そしてこれまで私が歌い続けてきたあかし、
そして明るい未来を、とenu-Gが書いてくれた曲です。
唾液出ないことはとてもほんと辛いです。
なった本人でないと理解し難い病気だと思っています。
シェーグレン症候群は気づきにくい病気なので、少しでもおかしいと思ったら、すぐに病院へ行って下さい!
今とても多いそうです。
特に女性が多いです。
早期発見が何よりです。
私はしっかりと受け入れてシェーグレン症候群と向き合い大好きな歌をずっと歌い続けます。
これからもよろしくお願いいたします。
# シェーグレン症候群
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